平成27年度 地域課題基礎研究費 採択結果について
本学が採択された文部科学省「地(知)の拠点整備事業」では,複数の要因から構成される地域課題に対して研究に 取り組み,解決に向けた新しい知見を創造することを目的の一つとしています。この目的の実現のため,庄内オフィスでは本学教員が取り組む研究テーマに対し 「地域課題基礎研究費」として研究に必要な助成を行います。
本学では「平成27年度 地域課題基礎研究費」の募集を行い,応募があった研究課題について審査を行いました。審査の結果,本学学長が採択を決定した研究課題についてお知らせします。本年度は,教員提案型研究では7件の応募のうち7件を採択,プロジェクト型研究では3件の応募のうち3件を採択しました。
採択された教員提案型研究(7件)
研究課題名 | 細目 | 申請代表者 |
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産学官の連携による女性人材育成プログラムの開発に関する研究 | C | 伊藤 眞知子 |
地域包括ケアシステムの構築に向けた市民参画モデルの研究 | A,B | 鎌田 剛 |
地域人材育成における大学の役割に関する検討 | C | 小関 久恵 |
地域のイノベーションと経済活性化を促進する新たなPFIの研究 | B | 斉藤 徹史 |
水循環基本法を踏まえた庄内地域の流域管理に関する研究 | A,B | 内藤 悟 |
文化財建造物の分布とその地域活性化資源としての役割 | A | 松山 薫 |
庄内地域出身者におけるUターンと非Uターン者との意識構造の違いについて −グループインタビュー法を用いて− | A,B | 山口 泰史 |
※教員提案型研究とは,本学の教員が庄内地域を含む地域を研究のフィールドとし,「A. 地域の課題に関する研究」「B. 地域の課題解決に関する研究」「C. 地域の課題解決に取り組むことができる人材育成の方法に関する研究」(以上が細目)のいずれかにあてはまる研究課題で取り組む研究のことです。
採択されたプロジェクト型研究(3件)
研究課題名 | テーマ | 申請代表者 |
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多様な住民参画による地域コミュニティの地域課題解決の推進方法に関する調査研究 | コミュニティ (27AP) |
武田 真理子 |
地域資源の山形県花「最上紅花」を中心にした地域創生について | その他 (28AP) |
平松 緑 |
庄内地域における小水力発電の導入促進に関する研究 −赤川及びその農業用水路における水利権の問題を中心として− | 地域エネルギー (27AP) |
山家 公雄 |
※プロジェクト型研究とは,本学の教員が学生や地域住民とチームを組んで,ともに庄内における地域課題からテーマを決めて取り組む研究のことです。地域課題とは,本学COC事業が掲げる7つの課題(1.就業機会・雇用の創出,2.交流人口の拡大・観光産業の創出,3.農商工連携・6次産業化の推進,4.地域エネルギー対策,5.主体的なコミュニティ組織,6.中山間・離島地域の集落の維持,7.空き家・空き店舗等中心市街地の空洞化対策)及び,それに準ずるその他の課題を意味します。
また,28APとは「平成28年度アクションプロジェクトのシーズとなりうる研究」,27APとは「平成27年度アクションプロジェクトに関する研究」を指します。
採択された研究課題について,詳細はこちらをご覧ください。