東北公益文科大学ではインターンシップを実施しています。
2017年度春学期インターンシップ第42弾は、株式会社共栄を行った渡邉 輝さんからの報告です。
実習企業・機関 株式会社共栄ホームページ/ 実習期間 平成 29年8月28日~9月1日 学生氏名 渡邉 輝 実習プログラム 1日目会社概要案内、企画、縫製
2日目裁断
3日目縫製
4日目縫製
5日目仕上げ、納品、グループ内企業見学学び・気づき 今回のインターンシップでは被服をつくる工場の作業を企画、裁断、縫製、仕上げ、納品という手順で体験させていただいた。企画を通さずに裁断をしてしまうと縫製が困ってしまい、その後の作業をする人たちも困ってしまうのである。私は将来、起業を目指しているが、起業にあたって、計画的な手順を踏む大切さを学んだ。2日目の生地の柄合わせはとても根気のいる作業で数時間行うのも体力的に大変だった。そして、縫製の作業では、正確に行わなければ商品の品質に直結するのでさらに気合が入った。長時間、作業の質を落とさない根気の大切さを知った。3、4日目はミシンでキルト地などの縫製を行う仕事であった。ミシンを触るのは小学校の家庭科の授業以来だったので最初はうまくいかなかったが、一日の作業を通じ大体は慣れることができた。この作業は女性の出産前後の雇用に特化していて、資格もいらない。地域の多様な雇用のニーズに対応することの大切さを学んだ。それを終える東京から出張にいらっしゃっていた社長と90分も話す機会を設けていただいた。内容は企業概要から社長の本音まで幅広く話すことができた。4日目のグループ内企業見学をした。この見学では、グループ内の他の二社の社長のお話を伺うことができた。社長にも違った色があり、様々な考え方をしていた。その中で共通している考え方があった。それは「まずいろんな経験をしてみろ。」と社長の方々は口をそろえておっしゃったことだ。一人の社長は、「なんでも遊べ!」一方では、「遊べってのは経験しろってことだからね?」というように経験するという意見に関しても多様な考えを教えられた。しかし、すべて間違いでもなければ正解でもなかったと思う。その良し悪しは自らが決めていかなくてはいけないのだと思った。 今後に向けた抱負 自分が経営者になったら雇用する人材のニーズやどんな人材が必要なのかなどを明確にするために、経営や雇用についての知識を深めるべきだと感じた。これから人生を生きていく上で物事を偏見で判断せずに経験、失敗、成功をへて次からの判断を誤らないように沢山考えていこうと思う。自分の肥やしを増やすために場数をたくさん踏む。 気づいた実習先の魅力 工場内にはたくさんの女性が働いていた。中には私の母親の世代の方もいらっしゃって、とても暖かく迎え入れてくれた。分からないことがあれば自己紹介すら済ませていなくても優しく教えてくれました。昼休みも従業員同士楽しそうに話していた。従業員同士が楽しく働けるという所に魅力を感じました。