平成29年度 地域課題基礎研究費 採択結果について
本学が採択された文部科学省「地(知)の拠点整備事業」では,複数の要因か ら構成される地域課題に対して研究に取り組み,解決に向けた新しい知見を創造することを目的の一つとしています。この目的の実現のため,庄内オフィスでは本学教員が取り組む研究テーマに対し 「地域課題基礎研究費」として研究に必要な助成を行います。
本学では「平成29年度 地域課題基礎研究費」の募集を行い,応募があった研究課題について審査を行いました。審査の結果,本学学長が採択を決定した研究課題についてお知らせします。本年度は,教員提案型研究では6件の応募のうち5件を採択,プロジェクト型研究では2件の応募のうち1件を採択しました。
採択された教員提案型研究(5件)
研究課題名 | 細目 | 申請代表者 |
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自治体における女性管理職の登用と育成に関する研究 | C | 伊藤 眞知子 |
高齢ドライバーの免許返納と公共交通利用促進に関する基礎調査 | A,B | 神田 直弥 |
地域課題の解決に向けた政策法務における人材育成方法の研究 | B,C | 斉藤 徹史 |
3Dプリンタを利用したユニバーサルな情報発信方法について | B | 西村 まどか |
庄内町立谷沢地区の拠点性を重視した地域活性化に関する研究 | A,B | 山口 泰史 |
※ 教員提案型研究とは,本学の教員が庄内地域を含む地域を研究のフィールドとし,「A. 地域の課題に関する研究」「B. 地域の課題解決に関する研究」「C. 地域の課題解決に取り組むことができる人材育成の方法に関する研究」(以上が細目)のいずれかにあてはまる研究課題で取り組む研究のことです。
採択されたプロジェクト型研究(1件)
研究課題名 | テーマ | 申請代表者 |
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現存する日輪兵舎「日輪講堂」の保存に向けた具体的方策に関する研究 | 交流人口・観光(29AP) | 松山 薫 |
※ プロジェクト型研究とは,本学の教員が学生や地域住民とチームを組んで,ともに庄内における地域課題からテーマを決めて取り組む研究のことです。地域課題 とは,本学COC事業が掲げる7つの課題(1.就業機会・雇用の創出,2.交流人口の拡大・観光産業の創出,3.農商工連携・6次産業化の推進,4.地域 エネルギー対策,5.主体的なコミュニティ組織,6.中山間・離島地域の集落の維持,7.空き家・空き店舗等中心市街地の空洞化対策)及び,それに準ずる その他の課題を意味します。
また,29APとは「平成29年度アクションプロジェクトに関する研究」を指します。
採択された研究課題について,詳細はこちらをご覧ください。
プロジェクト型研究で採択された研究課題については,11月3日(金)~4日(土)【予定】に本学で開催する「第4回 地域課題全国フォーラムin庄内」で,中間報告を行います。