日本地域解決学会または研究会の設立に向けたプレイベントとして、日本全国の様々な地域の課題解決についての研究や実践を報告し、議論するためのフォーラムを12月20日、21日の2日間にわたって開催いたしました。
両日とも遠方の大学から、また多くの地域住民の皆様や自治体、企業、大学、高校、NPO等の幅広い皆様のご参加を頂き大盛況のうちに終えることが出来ました。ありがとうございました。皆様から頂いたご意見アドバイスを基にこれからの地(知)の拠点整備事業に活かしてまいります。
第1日目
地域課題解決についての基調講演、パネルディスカッション、実践・研究報告、そして地域住民との議論を行う円卓会議を開催します。
期日:平成26年12月20日(土) 10:00〜17:00(受付9:15〜)
会場:東北公益文科大学酒田キャンパス 公益ホール(酒田市)
午前の部 10:00〜11:55
基調講演
「地域課題をどのように捉え、解決に導くか」
パネルディスカッション
「地(知)の拠点整備事業における地域課題への取り組み」
- パネリスト
堀内史朗氏(山形大学 COC推進室コーディネーター、准教授)
相原洋子氏(神戸市看護大学 地域連携教育・研究センター准教授)
秋丸國廣氏(愛媛大学 社会連携推進機構准教授)
國武久登氏(宮崎大学 COC推進室室長、農学部教授)
- コメンテーター
- コーディネーター
鎌田剛氏(東北公益文科大学 庄内オフィス長、准教授)
午後の部 13:00〜17:00
実践・研究報告
- セッション1「人材育成」
- セッション2「課題解決」
地(知)の拠点円卓会議
「公益大が取り組む課題解決プロジェクトに参加しよう!〜教員によるプレゼンテーションと意見交換」
- 庄内独自の起業システムの構築と学生アイデア工房「SLIC」(平尾清教授)
- 自然保護と共存する観光「鳥海山プロジェクト〜ロングトレイル構想」(中原浩子特任講師)
- 6次産業化の推進および小水力・風力等の地域資源活用策の検討(皆川治特任講師)
- 地域コミュニティにおける防災・見守りの仕組みづくり(武田真理子准教授)
- 子どもたち目線のまちづくり「子ども未来白書」(平尾清教授)
懇親会(会場:ガーデンパレスみずほ) 18:00〜
※酒田キャンパスから懇親会会場まで無料バスが出る予定です。
第2日目
誰もが身近に感じられる「食と健康」を切り口とし、多彩なゲストによるトークと一般参加のワークショップを開催します。
期日:平成26年12月21日(日) 9:45〜15:00(受付9:00〜)
会場:出羽庄内国際村ホール(鶴岡市)
※1日目と会場が異なるので注意してください。当日の朝に酒田キャンパスから出羽庄内国際村まで無料バスが出る予定です。
午前の部 9:45〜12:00
地域課題アクションプロジェクト推進シンポジウム&ワークショップ
「食と健康の庄内 −幸せな地域のソーシャルデザイン」
(東北公益文科大学×NPO法人ミラツク)
- ゲストトーク
太刀川英輔氏(デザイン事務所NOSIGNER代表、前クールジャパン推進会議コンセプトディレクター)
- クロストーク
秋山美紀氏(慶應義塾大学環境情報学部 准教授)
石橋学氏(石橋内科胃腸科医院 院長)
小川豊美氏(南庄内栄養と食の連携を考える会 代表世話人・管理栄養士)
奥田政行氏(アル・ケッチャーノ シェフ)
菅原寿子氏(療食 株式会社ベスト 専務)
瀬尾利加子氏(庄内地域医療連携の会 事務局)
渡辺智史氏(映画「よみがえりのレシピ」監督)
午後の部 13:30〜15:00
全体ダイアログ
- 参加者によるワークショップ
ゲストプロフィール
住吉廣行氏
1948年7月18日生、本籍 大阪府。九州大学大学院理学研究科博士課程修了(1980.3)、素粒子物理学専攻 理学博士。東京大学原子核研究所・宇宙線研究所研究員、カリフォルニア大学バークレー校客員研究員等を経て、1986年4月松商学園短期大学商学科専任講師として赴任。2004年4月 松本大学 副学長、2012年4月より、松本大学・松本大学松商短期大学部 学長。
著書 「原子核はまっ黒か」 物理学最前線No.18 共立出版、「信州の観光と松本大学」(編著) 松本大学地域総合研究センター、「健康な地域づくりを目指して」(編著) 松本大学出版会、「21世紀の長野県を展望する」(共著) 松本大学出版会 など
西村勇哉氏
大阪大学大学院より博士号(人間科学)取得。日本生産性本部を経て、2008年任意団体ダイアログBarとして活動を開始。東京を中心に組織開発のメソッド「ワールド・カフェ」を活用した対話の場を主催。あらゆる分野の企業人、デザイナー、コンサルタント、NPOリーダー、大学教員、学生などを巻き込み、これまでに3,000人を超える人々との対話を通じて、組織と分野を超えたネットワークの形成に取り組む。2011年NPO法人ミラツク設立。Emerging Future we already have(既に在る未来を手にする)をテーマに、社会起業家、企業、NPO、行政、大学など異なる立場の人たちが加わる、セクターを超えたソーシャルイノベーションのプラットフォームづくりに取り組んでいる。
(NPO法人ミラツク http://emerging-future.org/)
太刀川英輔氏
慶應義塾大学大学院理工学研究科修了。2006年デザインファームNOSIGNER創業。現在、NOSIGNER株式会社代表取締役。ソーシャルデザインイノベーション(社会に良い変化をもたらすためのデザイン)を生み出すことを理念に活動中。建築・グラフィック・プロダクト等のデザインへの深い見識を活かし、複数の技術を相乗的に使った総合的なデザイン戦略を手がけるデザインストラテジスト。科学技術、教育、地場産業、新興国支援など、既存のデザイン領域を拡大する活動を得意とする。Design for Asia Award大賞、PENTAWARDS PLATINUM、SDA 最優秀賞、DSA 空間デザイン優秀賞など多数受賞。災害時に役立つデザインを共有する「OLIVE PROJECT」代表。内閣官房主催「クールジャパンムーブメント推進会議」コンセプトディレクターとして、クールジャパンミッション宣言「世界の課題をクリエイティブに解決する日本」の策定に貢献。
(NOSIGNER株式会社 http://nosigner.com/ja/)
実践・研究報告について
地域課題について「人材育成」もしくは「課題解決」で実践や研究を行っている方が報告できる場です。研究者だけでなく、地域住民や学生・高校生でも報告できます。
1テーマあたりの発表時間:20分(発表15分、質疑5分)
発表にはPowerPointが使用可能です。
実践・研究報告会発表者一覧(12月19日更新)
参加費
フォーラム:無料
懇親会(第1日目):一般4,000円、学生2,000円
参加申し込み
締め切りました。
アクセス
チラシ
お問い合わせ
東北公益文科大学庄内オフィス
TEL:0234-41-1115
email:coc-staff@koeki-u.ac.jp