インターンシップ実習報告の第八弾は、飯豊町役場でお世話になった青山美咲さんの報告です。
青山さんは8/25~31の日程で総務企画課、商工観光課で実習を行いました。そして、26日以降は中津川地区のヘルパー活動等に参加してきました。
実習企業・機関 | 飯豊町役場 |
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実習期間 | 平成 27年 8月 25日 ~ 平成 27年 8月 31日 |
学生氏名 | 青山 美咲 |
実習プログラム |
8 月25日
商工観光課・中津川ヘルパー活動
8 月26日
郷土料理作り体験(ゆべし作り)
8 月28日
8 月29日
8 月31日
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学び・気づき | インターンシップを通して、役場職員としての業務への姿勢や、実際に地域と関わることによって町の魅力や課題について学ぶことができた。 まず、役場の業務において、目の前の自分の仕事だけでなく、周りの人の業務や他の部署についての業務の理解が必要だと感じた。実際に外部からの電話対応をさせていただき、地域住民の方から関係機関の方などの幅広い用件に対応しなければならないことを実感した。それぞれの用件に応じて丁寧で適切な対応をし、その一つ一つの対応が信頼につながることを学んだ。 また、中津川地区での5 日間の経験で今まで知らなかった地域の魅力を知ることができた。 特に印象に残るのは、中津川地区独特の大きな魅力である農家民宿だ。実習期間中は、農家民宿「いからし新家」の家族の皆さんにお世話になり、宿泊させていただきながらの活動だった。農家民宿を営む住民の方々は、県外や海外からの観光客や山村留学生など、多くの宿泊客を受け入れている。私自身初めてお世話になり、短期間だったが、民宿がもう一つの家族のような感覚になるほど、あたたかいおもてなしをしてくださり、居心地の良さを実感した。「地域に訪れる一人一人との出会いが財産のようになる」という実際の地域の方の声を聞くこともできた。 地域の課題という面では、地域住民や他大学の学生とのミーティングの場にも参加することができた。地域住民と行政、地域サポーターの連携や、人手不足といった課題から、今回のように県外の大学生による協力があることも知り、確実に自分にもできることがあることに気づいた機会でもあった。中津川地区での体験から、私自身が「もう一度ここに来てみたい」という気持ちになることを実感した。実際に行ってみなければ、その地域の良さに気づかないことが多く、少しでも地域に立ち寄ったり、住民の方とふれあったりするきっかけをつくるための情報発信が必要なのだと学んだ。 |
今後に向けた抱負 | 飯豊町は私の地元だが、実習を通して初めて知る魅力がたくさんあった。地域について知っていることが多ければ、課題に対して自分の考えや自分のやりたい目的を持って行動できていたと思う。今後は、自分の関わることに対して興味を持ち、知ろうとしていくべきだと感じた。地域住民の方や他大学の学生の取り組みを知り、様々な方とのつながりができた機会でもあった今回の経験を活かし、インターンシップという枠組みで終わらせるのではなく、今後地域のイベントへの参加や協力をしていきたい。そのようなことをきっかけに、主体的な行動につなげていければ良い。 |
今回実習をご指導いただいた総務企画課行政管理室主査 横山昌則様より以下のコメントを頂きました。
「今まで気づかなかった飯豊町の魅力をたくさん発見され、とても有意義な7日間の実習だったと見受けました。たくさんの方との出会いと触れ合いは、今後大いに役立つものと思います。青山さんのような将来性ある大学生が地域に残り活躍されることは、町にとって大きな財産です。町の魅力を全国に発信し、地方創生の一翼を担う人材となられることを期待します。」
今後も地域のイベントに積極的に参加し、地元の飯豊町の更なる活性化に貢献して欲しいと思います。飯豊町役場の皆様、本学の学生の人材育成にご協力いただき誠にありがとうございました。