インターンシップ実習報告の第九弾は、株式会社八文字屋みずほ八文字屋でお世話になった佐藤創さんの報告です。
佐藤さんは8/24~28の日程で実習を行いました。
実習企業・機関 | 株式会社八文字屋みずほ八文字屋 |
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実習期間 | 平成 27年 8月 24日 ~ 平成 27年 8月 28日 |
学生氏名 | 佐藤 創 |
実習プログラム |
09:10 出勤 09:15 駐車場の清掃 09:20 開店業務 09:30 コミックのビニール掛け 09:50 朝礼 10:15 雑誌の付録付け 10:30 雑誌の抜き取り 11:30 雑誌の返品作業 12:00 昼休憩 13:00 レジでの声がけ・袋詰め 14:00 書籍の品出し 15:00 休憩 15:15 書籍の棚整理・棚作り 16:00 振り返り 16:30 退勤 |
学び・気づき | より素早く作業を進める方法の1つとして、作業を95%ほどで終わらせて次の作業に移るというものを教わりました。無理に完璧なものにするのではなく、一部を妥協して次に移り、余った時間でサッと手直しするというものです。勤務中にこなさなければならない仕事は決められているので、このテクニックは五日間実習をする上で非常に役に立ちました。これだけが素早く作業を進める方法というわけではないし、扱う商品や業種によってはこの方法が使えないこともありますが、技術の1つとして身に付けることが出来ました。 五日間の実習を通して、効率的な作業の技法など技術的な面で得るものもありましたが、それ以上に、接客はある種のコミュニケーションであることに気づくことが出来ました。「いらっしゃいませ」といった歓迎の挨拶、「失礼します、申し訳ございません」といった謝罪や気遣い、「ありがとうございました、またお越しくださいませ」といった感謝と別れの挨拶など、接客にはサービスという業務的な面だけでなく、コミュニケーションの側面もあります。業務に対する作業感も、お客さまの笑顔や「ありがとう」という一言で、もう一頑張りできるような気持ちになります。普段の買い物や仕事の合間にも、人と人とのコミュニケーションがあり、繋がりが生まれていることを知ることが出来ました。 |
今後に向けた抱負 | 短期間で実習をこなすことで、普段のアルバイトでは忘れがちな従業員の心構えを、再確認することが出来ました。それを通して、挨拶が人としての基本であることなど、アルバイトに限らず普段の生活で頭から抜け落ちていたことを知りました。人への挨拶と気遣い、仕事をする際に取るべき行動と意識すべきことに気を付けながら、普段の生活やアルバイトに役立て、自分の課題を減らしていきたいと思います。 |
今回実習をご指導いただいたみずほ八文字屋店長の粟野様より以下のコメントを頂きました。
「常に落ち着いて、業務ができた佐藤君です。学業はもちろんですが、アルバイトでの経験も加味されて「学び・気づき」にも深いものがありました。自由競争真っ只中の日本ですが、人間は数値化された現象(価格、速さなど)だけで動くものではありません。人間の行動は感情にも影響されます。今回の佐藤君の仕事・観察力は、地に足が着いていて、具体的なものであり、高く評価できると思います。凡そ、人間関係に依存しない仕事は無いと言っても良いと思いますが、佐藤君のような柔軟な思考のできる人間は、システマチックな仕事、キャッチーな仕事など、どのような仕事に就いても、必要とされると思います。仕事を通して、人間の幸せを探求してください。」
評価をしていただきありがとうございます。佐藤さんは卒業までまだ2年ありますので、今後も経験を積み重ねながらさらに大きく成長して欲しいと思います。
店長の粟野様をはじめ株式会社八文字屋みずほ八文字屋の皆様、本学の学生の人材育成の御協力いただきありがとうございました。