東北公益文科大学ではインターンシップを実施しています。
2016年度春学期インターンシップ第3弾は、花巻商工会議所で実習を行った小原歩夢さんからの報告です。
実習企業・機関 | 花巻商工会議所ホームページ/ |
---|---|
実習期間 | 平成28年9月7日 ~ 平成28年9月11日 |
学生氏名 | 小原歩夢 |
実習プログラム | 1日目 実習内容・商工会議所についての説明 2日目 祭り・特産品フェアの会場設営 3〜5日目 特産品フェアの運営 |
学び・気づき | 実習を通じ、一番力を入れたのが、花巻祭りにおける特産品フェアであった。 まず、イベントを企画する際最も気を付けなければならない点は、全ての企画が予算の範囲内に収まっているかどうかだ。予算を超えそうな場合、会議で企画を削る必要がある。 運営に関しては、常に不測の事態を想定して行動しなければならない。これは私が受付の仕事をしていた際に感じたことだ。来場者から、「第三駐車場の場所はどこですか?」「コインロッカーが全て埋まっているんだけど、他にロッカーはないの?」等、数多くの質問をされた。私が知らなかったことが多かったため、どう返答すれば適切なのかわからず、対応が遅くなってしまった。 このような場合迅速に対応するためには、すぐに会議所の職員に聞きに行かなければならなかった。今後同様のケースが起こった場合、不測の事態を想定した行動をしたい。 |
今後に向けた抱負 | 実習で、特産品フェアに市民側ではなく、運営側から参加することで、今まで見えてこなかった課題を見つけることができ、課題発見力が身に付いた。さらに、より特産品フェアを盛り上げるための企画を考えることで、企画力・運営力が身に付いた。 また、特産品フェアでの来場者アンケートや受付などの運営としての業務を行い、商工会議所が地域経済の活性化と地域振興に多大な貢献をしていることを学んだ。 実習中に、特産品フェア来場者から聞いたリアルな地域住民の声は、私が深くイベントについて考えるようになったきっかけとなった。貴重な経験であったと感じている。今後もこのような経験を積むためには、積極的に周囲の課題に向き合い、自分なりの考えを持つことが必要だと思う。これからの学生生活では、その点を意識していきたい。 |
気づいた実習先の魅力 | 花巻商工会議所は、裏から地域社会を支えている。経営相談等で企業をサポートするのみならず、私たちも気付かないところで支えられている。例えば、地域の祭りの運営に携わったり、地域の観光案内図を作成し、県内外へ魅力を発信したりなど、幅広く地域に貢献している。祭りについて深く掘り下げると、花巻商工会議所はポスターとパンフレットを作成し、広報も行っている。このように、業務は決して目立つような事ばかりではないが、確実に地域社会に大きく貢献している。 花巻商工会議所の魅力とは、影ながら地域住民、企業を支えている点だ。その点にやりがいを感じ、誇りに思っておられる職員の方は多い。このように、活気に満ち溢れている職員の方々も、花巻商工会議所の魅力の一つだと言える。 |
この度の実習を終え、小原君は商工会議所の役割について理解をしたようです。
お世話になりました花巻商工会議所の皆様には色々とご指導いただき感謝申し上げます。