東北公益文科大学ではインターンシップを実施しています。
2016年度春学期インターンシップ第6弾は、社会福祉法人さくら福祉会 酒田市包括支援センターまつやまで実習を行った林部明日香さんからの報告です。

実習企業・機関 社会福祉法人さくら福祉会 酒田市包括支援センターまつやまホームページ/
実習期間 平成28年8月15日 ~ 平成28年8月19日
学生氏名 林部 明日香
実習プログラム 8月15日(通所介護事業所 さくらの里)
・朝礼に参加
・利用者の方と交流
・ラジオ体操・音楽体操
・パワーリハビリの見学
・トイレ介助の見学
・レクリエーションの手伝い
・食事・水分補給の配膳等
・送迎の同行
8月16日(特別養護老人ホーム さくらホーム)
・朝礼に参加
・オリエンテーション(施設見学・運営方針や事業計画の説明)
・トイレ誘導と介助
・水分補給介助
・昼食配膳・片づけ
・入浴外介助と見学(誘導・整髪等)
・個人記録の観覧(看護・介護)
・リハビリ体操・歌
8月17日(酒田市包括支援センター まつやま)
・朝礼に参加
・いきいきくらぶに参加
・包括支援センターの業務内容を知る
・二次予防者の把握・予防給付への同行訪問
8月18日(酒田市包括支援センター まつやま)
・朝礼に参加
・個別ケア会議の説明
・個別ケア会議に参加
・パンフレットを通して社会福祉協議会の制度理解
・認知症グループ会議に参加
・二次予防者の把握・予防給付への同行訪問
8月19日(酒田市包括支援センター まつやま)
・朝礼に参加
・施設見学
・生活保護を受けている単身高齢者の定期訪問に同行
・高齢者虐待の説明
・高齢者で虐待を受けた方への定期訪問に同行
学び・気づき 今回3箇所の事業所を回らせていただいた。そのため、幾つかの気づきができた。一つ目は業務内容が違っていても、地域の方・利用者の方が笑顔でいれるように、またやりたいことが叶うように努力していると感じた。関連機関と連携することにより良いサービスが提供できると知ることができた。二つ目はコミュニケーションの取り方である。話すことだけでなく、表情や触れ合いでも行えるということに気が付けた。三つ目は様々な方法で知り得た情報から予測をし、多くのパターンで物事を考える大切さを感じた。見えている情報だけでは問題となっている根の部分まで解決できないと知ることができた。
今後に向けた抱負 現在よりも福祉や介護の業界の必要性がより高まって行くことを確認することができた。メディアを通して見聞きする福祉や介護の業界は暗いイメージが付いてしまっているがある職員の方が言っていた「なんでも楽しいと思ってやることが大事。介護だってそう思ってやると楽しいと思えるよ」という言葉を聴き共感することができた。
また、地域の方・施設利用者方から「ありがとう」「がんばれ」「またきての」という言葉を励みに、より一層福祉や介護分野の学びを深めていきたい。
気づいた実習先の魅力 今回は、社会福祉法人さくら福祉会様で実習させていただいた。その際に気が付いた魅力や強みが幾つかある。
一点目は職員同士のコミュニケーションが上手く取れているということだ。職員同士の関係が上手くいくことは情報の共有や職員同士で仕事の悩みを聞きストレスを抱え込まない環境が作れているということだ。そのためスムーズで良いサービスが提供きるという所に繋がっていると感じた。
二点目は多くの事業所や活動を展開しているということだ。自ら多くの事業所や活動を展開することにより地域の方や利用者の方に合わせた施設や活動の紹介ができる。また、施設間での情報共有ができていることも強みになっていると感じた。

たくさんの体験と言葉だけでない触れることでのコミュニケーション重要性等、とても大事なことを学ぶことができましたようです。
社会福祉法人さくら福祉会の各事業所の皆様、色々とご指導いただき感謝申し上げます。