東北公益文科大学ではインターンシップを実施しています。
2016年度春学期インターンシップ第7弾は、特定非営利活動法人パートナーシップオフィスで実習を行った渡辺 芽衣さんからの報告です。

実習企業・機関 特定非営利活動法人パートナーシップオフィスホームページ/
実習期間 平成28年9月7日 ~ 平成28年9月12日
学生氏名 渡辺 芽衣
実習プログラム 全国豊かな海づくり大会記念事業 「いぐべ、飛島。」国際ボランティア学生協会(IVUSA)のメンバーと県内学生が共に5日間をとおして、清掃活動を遊佐町鳥崎海岸、鶴岡市湯浜海岸、酒田市飛島西海岸で行いました。ボランティアの達成感、離島飛島の魅力を感じることができ、全国の学生との交流や、最先端の海ごみ研究講義を体験することもできました。
9/1 午前オリエンテーション 午後 クリーンアップ活動(遊佐町)
9/2 クリーンアップ活動(鶴岡市)
9/3 海の環境と飛島の文化を学ぶ講義
9/4 クリーンアップ活動(酒田市飛島)
9/5 島内フィールドワーク1日目9/7 ブースパネル作成
2日目9/8 ブースパネル作成
3日目9/9 ブースパネル作成
4日目9/10ブース設営、イベント、片付け
5日目9/11ブース設営、イベント、片付け
6日目9/12インターンシップのまとめ
学び・気づき  インターンシップのテーマとして、私は“現場の空気を触れる”と“問題発見能力”を挙げて実習に臨みました。“現場の空気に触れる”として、私が行った業務は「豊かな海づくりフェスタ」というイベントのパネルを作ることでした。通常業務はデスクワークが多いですが、イベントとして実際に現場にでたり、講師としてワークショップを開催するなどの外に出ていく仕事も稀にあるそうです。インターンシップに行く前は、どのような業務をしているのか全く想像ができませんでしたが、実際にインターンシップに行くと、ビーチコーミングワークショップを行ったり、NPO法人国際学生ボランティア協会などの他団体の活動支援、海ごみサミットなどの会議に参加したりなど、各々のスタッフが役割分担して、さまざまなプロジェクトを並行して行っていました。私は思っていた以上に多種多様な活動があり、正直驚きました。デスクワークだけでなく外で体を動かして仕事する場面もあり多くのスキルが求められると感じました。
今後に向けた抱負  事前学習や実習を通して、実際には陸部から発生したごみがほとんどであることや、海ごみは私たちの安全な生活を脅かすことが危惧されていることなど、海ごみの問題は私たちの生活が密接に関係していることを初めて知りました。問題発見能力は、十分な知識がないと問題を問題とも認識できないことを学びました。
これからは、自分から積極的に興味を持ったことは調べ、多くの知識を吸収していこうと思いました。
気づいた実習先の魅力  実際の現場では、海ごみ問題の現状を見てきました。海岸にはたくさんのごみが漂着しており、気の遠くなるような清掃活動も体験しました。写真や文章だけでは伝わらないと感じました。私は、内陸出身だったため、海にもめったに訪れないし、海ごみの存在は知っていても、深く考えることはこれまでありませんでした。そのような問題を、パートナーシップオフィスは、何年もの間こつこつと着実に問題解決に向け、活動を続けていることに感動しました。


ボランティアを通して他の大学生と交流ができたこと。そして組織の活動を理解することができました。
パートナーシップオフィスの皆様、色々とご指導いただき感謝申し上げます。