東北公益文科大学ではインターンシップを実施しています。
2016年度春学期インターンシップ第28弾は、山形市役所 こども保育課で実習を行った沼沢 翔さんからの報告です。

実習企業・機関 山形市役所 こども保育課ホームページ/
実習期間 平成28年8月22日 ~ 平成28年8月27日
学生氏名 沼沢 翔
実習プログラム 1日目 午前 市役所 インターンシップ大学生 10名程でのオリエンテーション
・自己紹介 ・市長室、副市長室、市議会の見学
午後 ・こども保育課について、認可外保育等について学ぶ
2日目 午前 山形市の保育事情について
午後 パソコンのデータを資料にまとめる
3日目 市内の保育園の照度、CO2濃度の測定
4日目 午前 保育園実習
午後 子育て支援センターについて
5日目 午前 児童相談について むつみハイムの見学
午後 ・全国の離婚調停中の保育料算定について調べる
・閉講式
学び・気づき 山形市役所のこども保育課の五日間のインターンシップでは、各係の職員の方々が一日毎にこども保育課の仕事内容と山形市、さらには全国の保育事情を教えてくださったので、保育に対する視野を広げることができました。一日目はこども第二係のSさんから認可外保育について説明していただき、保育施設には幼稚園や保育園の他に認定こども園、認可保育所、認可外保育施設、家庭的保育事業(保育ママ)などがあることを初めて知りました。二日目は同じ係のTさんから山形市の保育事情について学び、山形市内の待機児童は今の時点で0人であることを教わりました。研修四日目には保育士の方からも実際につばさ保育園という保育園に伺って話を聞くことができ、隣接している子育て支援センターという施設の概要を学ぶことができました。
今後に向けた抱負  自己表現力や主体性など自分に対する課題を実習の中で認識できましたが、とくに向上させていかなければならないと思ったのはコミュニケーション・発信力です。実習中、職員の方との会話はなんとかできましたが、振り返ってみるとどこかぎこちなく、戸惑わせてしまうことが多かったように思います。その原因は、自分の自信の無さと会話に対する柔軟性の不足です。こども保育課の雰囲気はとても明るく、働きやすそうな印象をもちました。それは、職員の方々が明るい会話や明るい雰囲気を心掛けているからだと思います。これからは、それらの点を改善できるように努めたいと思います。
気づいた実習先の魅力  実際に山形市役所内で市職員の方々と一緒に仕事を体験させていただいて、役所の雰囲気を直に感じとることができました。山形市役所は課ごとに仕事の量が違い、私がインターンシップをしたこども保育課はとりわけ忙しいと市役所のインターンシップ担当の方から聞いていました。しかし、課内の雰囲気は活気で溢れていて、私が想像していた堅い雰囲気と違い、「意外に楽しげな職場だ」と思いました。課内ではプリントの整理や資料の記入を主に体験させて頂きましたが、役所外でも体験する機会がありました。研修三日目には保育係の元保育士のYさんの案内で、市内の保育園を巡回して、各部屋の照度とCO2濃度の測定を体験させていただき、研修五日目には児童相談係のFさんの案内で市内にある母子支援センターの「むつみハイム」の見学をさせていただきました。全体を通して、保育に関わる業務を幅広く体験させていただいて、私がこれから何を見直すべきかを発見でき、保育の知識を広げることもできたので「良い体験ができた」と思っています。


活気溢れる職場で実習できたことは本人にとって素晴らしい体験だと思います。お忙しい中ご指導いただきありがとうございました。