東北公益文科大学ではインターンシップを実施しています。
2016年度秋学期インターンシップ第4弾は、東北地方整備局酒田港湾事務所で実習を行った太田直希さんからの報告です。

実習企業・機関 東北地方整備局酒田港湾事務所ホームページ/
実習期間 平成29年2月20日 ~ 平成29年2月24日
学生氏名 太田 直希
実習プログラム 2月20日(月)
オリエンテーション、 事務所の説明、学習テーマの設定
公務員倫理について、港湾空港行政について、港湾計画について、所長講話
2月21日(火)
災害対策について、予算・契約・支払いについて、総合評価について港湾管理について
2月22日(水)
現場見学 古湊岸壁、情報管理について、事務副講話、酒田共同火力見学
2月23日(木)
現場見学 展望台・コンテナターミナル・作業ヤード
予算要求・実施・管理について、西南商事見学
気象海象装置・マフコタワーについて、成果発表資料作成準備
2月24日(金)
技副講話、成果発表資料作成、成果発表資料作成、成果発表
学び・気づき  1日目では、インターンシップ初日ということもあり、緊張した。専門用語が多く、理解することに苦労した。専門用語を一つずつ覚えていく必要がある。質問をすることによって理解が深まることが多くあり、積極的な関わりが大切だと感じた。
2日目では、1日目の反省を踏まえたうえで、分からないことを積極的に質問することができた。様々な業務について体験しているので、覚えた内容を整理していくことが大変だ。
3日目では、実際に現場に出て作業するのは、座学とは異なる体験になった。自分の目で見て、学ぶことでより理解が深まった。現場見学した企業の仕事内容について知ることができるので、就活に向けた企業研究になった。
4日目では、工事現場を見学して、港湾工事の規模の大きさを実感できた。雨が降っていたので、カメラで写真を撮り、メモの代わりに記録した。インターンシップ最終日には成果発表があるので、写真を有効に活用した。
5日目では、成果発表資料作成と成果発表をした。プレゼン作成において、写真や表を使い、文章を簡潔するように心掛けた。プレゼン発表では、緊張したが、プレゼン発表の練習をしたことで落ち着いて発表することができた。
今後に向けた抱負  公務員という仕事に対してのイメージが変わった。事務所で働く人を観察すると、仕事の内容において取り扱い先との電話でのやりとりが多いことに驚いた。事務所以外にも現場見学にいった時に他の企業との名刺交換をする機会があった。名刺交換は今までやったことがなく手間取ってしまった。もう少しスムーズに名刺交換できるようにしたい。これから就職活動を行っていく際には、関心のある企業についての就活ノートを作り、その企業に対しての企業研究を積極的に行いたい。
気づいた実習先の魅力  日本の貿易量の99.6%は港湾を経由している。港湾は日本の貿易において、港は物流の拠点となっている。港を通じて、人のために働くことができ、やりがいのある仕事になっている。港湾事務所では、津波防災システムを利用し、災害対策をして、人々の暮らしを守っている。港湾事務所には総務課、品質管理課、工務課、企画調整課、保全課、沿岸防災対策室の6つの課がある。6つの課がお互いに助け合い、港を支えている。国家公務員として、地域に携わっているので、社会的信用がある。

 メモを取ること、質問することの重要性を強く感じたようです。お忙しい中ご指導いただき本当にありがとうございました。