東北公益文科大学ではインターンシップを実施しています。
2016年度秋学期インターンシップ第6弾は、TDK庄内株式会社で実習を行った工藤岬さんからの報告です。

実習企業・機関 TDK庄内株式会社ホームページ/
実習期間 平成29年2月27日 ~ 平成29年3月4日
学生氏名 工藤 岬
実習プログラム 2月27日(月)
・オリエンテーション 工場案内
・就業体験 EV電源部
2月28日(火)
・会議傍聴
・品質検査(受け入れ)
3月1日(水)
・巻き線コイル 技術補助
3月2日(木)
・資料整理
・伝票整理
3月3日(金)
・資料作成
学び・気づき  5日間を通し、様々な部署に行き、多くの体験をさせていただいた。二日目の会議はアメリカにある部署との電話会議であった。私は、言葉は理解できなかったものの、世界にも通用する日本の技術の高さに驚いた。TDKだけではなく、日本には世界に誇れる技術が多くあると思った。このような技術が世界でどのように使われているのか興味がわいた。
TDK庄内では、中国やヨーロッパにも拠点がり、ドイツやハンガリーでは日本人だけでなく様々な国の人が活躍している。こうした、海外で働く上で最も重要なことは言葉である。言葉が通じなければ、コミュニケーションをとることは難しい。大学卒業者になる自分には、このような能力も社会からは当たり前のように求められる。私はまだ、社会の求める能力に達していない。これからの学びで、より深く海外の言葉や文化について学んでいきたいと思った。
今後に向けた抱負  製造業でのインターンシップでしたが、多くの部門でそれぞれの業務があることを知った。私が体験した作業も業務のなかのほんの一部だと知りました。インターンシップに行かなければ見えなかった部分も多くあり、経験させていただくことで、製造業という仕事の難しさを知ることができた。今まで身につけることがなかった新しい知識が増え、このような分野も自分には向いているのではないかと思えた。これからの大学生活で、どの道に進むかは分からないが、一つ選択子が増え、幅が広がった。今回の経験を無駄にしないよう、これからも頑張りたい。
気づいた実習先の魅力  今回の実習では、特にこまること無く5日間を終えることができた。訪問する前に事前学修をして実習に臨んだが、専門用語などが会議の中で出てくると戸惑う部分もあった。今まで、授業などで習うことのない分野だったので職に就こうとしたら何の知識もないと難しいと思った。
TDKの独創的な製品開発力と高品質なモノづくり力を支えているのは、素材技術/プロセス技術/評価・シミュレーション技術/生産技術/デバイス&モ ジュール技術という5つのコアテクノロジー(基盤技術)だということがわかった。


 多くの専門職・部門で成り立つ製造業を知ることができ、興味を覚えたようです。
 お忙しい中ご指導いただきありがとうございました。