東北公益文科大学ではインターンシップを実施しています。
2016年度秋学期インターンシップ第7弾は、公益財団法人 秋田県国際交流協会で実習を行った後藤南さんからの報告です。

実習企業・機関 公益財団法人秋田県国際交流協会ホームページ/
実習期間 平成29年2月21日 ~ 平成29年2月27日
学生氏名 後藤 南
実習プログラム 2月21日(火) 1日目
・国際交流協会の事業説明
・国旗リストの更新と整理
・韓国伝統衣装チマチョゴリの着付け
2月22日(水) 2日目
・インドネシアの文化紹介とインタビュー(古関テウィさん)
・文化紹介のまとめ→facebook記事の作成
・国際交流事業のまとめパネルの作成
2月23日(木) 3日目
・国際交流事業のまとめパネルの作成
・国際交流と異文化理解について市川さんのお話
2月24日(金) 4日目
・チマチョゴリの着方パンフレット作成
・やさしい日本語についての説明(パワーポイント作成)
2月27日(月) 5日目
・ロシア語を使った仕事についてのインタビュー(秋田県庁国際課伊藤専門委員)
・ロシア企画展示の作成
・やさしい日本語についての説明(ワード作成)
学び・気づき  私は5日間実習させてもらってやはり国際交流協会はひとつのサービス業であるため、ひとりひとりのお客様とのつながりを大切にしていくことの重要さに改めて気づかされました。例えば、秋田県在住の外国人が協会に来た際は、積極的に声をかけて生活していくうえでの相談を親身に聞いていました。反対に、外国人の方は自分の国の習慣や考えなどをお話してお互いに学び合っていました。常に新しいことを吸収するということを大切にしていると感じました。わたしも人とのコネクションを積極的に持ちたいです。また、国際交流というとなんとなくみなさんが語学堪能で何度も海外に行っている人がいるというイメージを持っていましたが実はそうではなく公務員や広告デザイン専門など、様々な人がいてそれぞれの役割を果たしているということを意外に感じました。それと同時にどのような職種でも世界とつながる時代になったということを痛感しました。
今後に向けた抱負  私は今回の実習で「国際社会に対する偏見をなくすこと」を一つのテーマとして設定していました。国際交流のイベントを企画するうえでいちばん大切なのは英語を話せる人話せない人、どこの国の人、子供、高齢者など誰でも簡単に楽しめるものであるということが分かりました。難しいものだと結局自信がなくなり子供や高齢者の参加はなくなります。誰でも参加できるものの企画は簡単にできそうで実はとても難しいことがわかりました。ひとつひとつの仕事には多くの人の思いや責任があります。私もこれからは自分の仕事に対して責任感を持つことを大切にします。
気づいた実習先の魅力  秋田県国際交流協会は秋田県在住の外国人だけではなく外国人を受け入れてくれる県民の方々や企業、県の学校、市役所、県庁の人など多くの人とのつながりがあります。そのため外国の事だけでなく様々なジャンルを日々吸収できる環境にあることが魅力のひとつです。また6人というとても少ない人数で運営していますがひとりひとりがそれぞれ専門的な役割があって、それを日々生かしていることがすてきだと感じました。社会人になっても毎日学び、新しいことに挑戦できるということが国際交流協会のよいところであると思います。普段は電話対応の仕事が多いですが、誰かが訪問するとみなさんが楽しくお話しているのを見て、なごやかで明るい雰囲気が常にあるためもっと実習したいと思うくらいでした。


 国際交流の楽しさ、魅力を増加したようです。お忙しい中ご指導いただきありがとうございました。