東北公益文科大学ではインターンシップを実施しています。
2016年度秋学期インターンシップ第8弾は、特別養護老人ホーム芙蓉荘で実習を行った齋藤翔太さんからの報告です。
実習企業・機関 | 特別養護老人ホーム芙蓉荘ホームページ/ |
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実習期間 | 平成29年3月9日 ~ 平成29年3月17日 |
学生氏名 | 齋藤 翔太 |
実習プログラム | 2月21日(火) • 特別養護老人ホーム芙蓉荘 介助見学(入浴介助、起き上がり介助、排泄介助、口腔ケア、申し送り、手浴等) 介助体験(昼食介助、利用者の髪を乾かす、シーツ交換等) • デイサービスセンターたんぽぽ 昼食の準備・片付け、レクリエーション・体操等の体験 • グループホームはまゆう 昼食の下ごしらえ、買いだし、神社の清掃等 • 小規模多機能ふよう・地域密着型介護施設あおい 説明と見学 |
学び・気づき | 利用者が自立を最大限にできるような介助を心がけ利用者の能力を維持する必要があるため、利用者の現段階の能力を把握しておく必要がある。これは、職員の負担を軽減するためでもあるが、できることの多い利用者を全て介助してしまうと、もともとの能力を失ってしまうためである。また、介助を行う際にも職員が一声かけていることに気付き、私も「少しいいですか」や「大丈夫ですか」等の声掛けを行うと利用者も協力的になった。敬意をもって接することの必要性に改めて気付かされた。利用者の健康状態の確認にもなるため、やはり介護を行うにもコミュニケ−ションは重要である。 |
今後に向けた抱負 | 実習期間中は多くの施設を訪問しました。介助・コミュニティ・自由度・料金等それぞれ施設の特徴があり、高齢者施設といっても一括りにせず、利用者のニーズに合わせた広い視野で考えて行きたい。 高齢者との会話は上手くはずまなかったり何度も同じ話しを行ったりもするが、コミュニケーションは介助では大きな役割を持ち、こちらも励まされる場面が多いため、ちょっとした気遣いを心がけていくようにしたい。 |
気づいた実習先の魅力 | 特別養護老人ホームは、利用者の能力に見合った介助も判別しなければならないため管理の仕事もあり、常に忙しそうであった。また、私は日中と夕方までの業務を見学・体験したが、夜間帯まで活動している職員の話しも聞き、大変な仕事だと思った。しかし、職員は利用者にお礼を言ってもらえることが一番嬉しいとお聞きし、実際に介助の際にお礼を言う利用者やお話好きの利用者が多くやりがいを感じられる仕事だとも思った。介護施設では画一的な介護のイメージがあったが、実際には、利用者の能力に応じて能力を維持する対応や楽しみを見出す活動を重視していて、インターンシップを行ってイメージが変わった。 |
「実習に対する意欲や介護を学ぼうとする情熱が強く伝わりました。」との評価を頂きました。
お忙しい中ご指導いただきありがとうございました。