東北公益文科大学ではインターンシップを実施しています。
2017年度春学期インターンシップ第3弾は、鶴岡市立養護老人ホーム友江荘で実習を行った石黒 朱莉さんからの報告です。
| 実習企業・機関 | 鶴岡市立養護老人ホーム 友江荘ホームページ/ |
|---|---|
| 実習期間 | 平成29年8月21日 ~ 平成29年8月25日 |
| 学生氏名 | 石黒 朱莉 |
| 実習プログラム | 実習では職員の手伝いや高齢者との交流が中心であった。具体的には、施設見学や利用者の髪乾かし、車椅子を押して利用者を部屋まで連れて行ったり、歩行が不安定な方の付き添い・介助、利用者とともに誕生日ボードの作成などを行った。他には、踊りクラブや折り紙クラブ、シャッフルボードクラブなどのクラブ活動への参加・準備も行った。また、内科検診の待ち時間に特技発表を利用者の前でする場面もあった。 |
| 学び・気づき | 今回の実習では、高齢者とのコミュニケーションの取り方を学んだ。高齢者は耳の遠い方が多く、普通に話すだけでは伝わらないことが多い。高齢者と話す際は大きな声で口をしっかり開けて話すことにより、口の動きなどを通してうまくコミュニケーションを取れることが分かった。 また、たくさんのクラブ活動の準備を通して職員の努力を感じた。量も多く、細かい折り紙の準備や、踊りの小道具、シャッフルボードの練習の道具や場所の準備など、高齢者の介護や介助だけでなく、こういった仕事も大事であることが分かった。 |
| 今後に向けた抱負 | 今回の実習ではコミュニケーションの面で課題が残った。緊張と話題選びに迷ってしまい、高齢者との会話で長時間沈黙してしまう場面があった。結果的に高齢者から話しかけてくれるのを待つ形になってしまった。このことから、根本的にコミュニケーション能力が足りないことが分かった。また、その場の状況に応じて臨機応変に対応する力が足りないことも感じた。今後、この点を改善するために人と関わる機会を増やすことを目標にし、高齢者と関わるボランティアに参加していきたいと思う。 |
| 気づいた実習先の魅力 | 実習を通して友江荘にお世話になってみて、職員同士のコミュニケーションが活発であることが見て取れた。利用者に関するたくさんの情報を職員同士で活発に共有し、利用者の状況にあわせて臨機応変に対応していた。介護の現場で情報共有は当たり前ではあるが、こういった点がしっかりできているということは大変いいことだと感じた。また、利用者との信頼関係もしっかり築けているという印象もうけた。職員の業務を観察してみると、ことあるごとに利用者に声掛けをしていた。そういった細々とした対応によって利用者と職員の間に良い信頼関係が出来ているのだと感じた。 |
情報の共有化、コミュニケーションの重要性と重みを肌で感じたようです。
お忙しい中ご指導いただきありがとうございました。

