東北公益文科大学ではインターンシップを実施しています。
2017年度春学期インターンシップ第4弾は、酒田市役所 市民部 まちづくり推進課で実習を行った遠藤 駿太さんからの報告です。

実習企業・機関 酒田市役所 市民部 まちづくり推進課 ホームページ/
実習期間 平成29年8月28日 ~ 平成29年9月1日
学生氏名 遠藤 駿太
実習プログラム 8/28 全体オリエンテーション、空き家対策業務同行
8/29 交通安全教室補助、防犯灯設置事業作業補助
8/30 防犯灯設置事業作業補助、地域コミュニティ振興会訪問
8/31 市民交流推進室での研修
9/1 地域おこし協力隊とのディスカッション、富士見地区交通安全家庭訪問指導参加
学び・気づき  まちづくり推進課の業務は非常に多様であり、実習でも日々全く異なる業務に同行した。そんな中、課全体に共通していたのは市民との密接な距離感であり、この5日間においても市民の方々と交流のない日はなかった。課題を発見し、それを解決してゆくためには何よりも「自分自身の耳で聞き、目で見て直接確かめる」ことが重要であり、そうしなければ問題に直面している人々の認識とズレが生じてしまう。そのズレが存在する限り問題解決は出来ない。ズレを生じさせないための直接な課題発見と問題解決のプロセスを現場で学ぶことができたのが、本実習の目的に基づいた最大の成果だったといえる。
今後に向けた抱負  本実習中知り得たことで最も今後に活かしていかなければならない点はやはり、元来の目的としていた「課題発見と問題解決の現場における実際のプロセス」である。現場でどのようにして問題を発見し、どのように対処すべかを考えること、あるいは問題の発生をどのようにして未然に防ぐのか、その実状を知ることが出来た。私が本実習で知り得た「現場からの目線」を自分自身の確かな強みとして昇華していくことが本インターシッププログラムでの学びの結実となると考える。
気づいた実習先の魅力  まちづくり推進課の大きな魅力は学び・気づきの中で挙げた「市民との密接な距離感」があるだろう。市役所の最前線とも言えるまちづくり推進課は、外回りや電話相談など様々な形で市民の方々と関わりをもっている。多様な業務と地域との直接的な交流を経験しながら、市全体の細かな変化、発展を現場で目にできるのは行政に携わる者としては、大きな達成感や充実感をえられるのではないだろうか。もちろん、市民の要望になかなか答えられないことや、各部署や支所との連携など、難しい部分も多くあるだろう。だが、日々そう言った経験を積み重ねていくことは人間的に大きな成長の機会となるはずであると実習を通して感じた。

 行政における住民の声、係わりの重要性そして仕事感について考えることができたようです。
お忙しい中ご指導いただきありがとうございました。