東北公益文科大学ではインターンシップを実施しています。
2017年度春学期インターンシップ第5弾は、村山市 社会福祉協議会で実習を行った押切 碧海さんからの報告です。

実習企業・機関 村山市 社会福祉協議会 ホームページ/
実習期間 平成29年8月23日 ~ 平成29年8月29日
学生氏名 押切 碧海
実習プログラム ・事業の見学・同行の際には、資料を用いての説明。
・外出支援サービスやサービス利用契約、サロンやボランティアへの参加など多方面での見学、同行を行った。
学び・気づき  村山市社会福祉協議会では、事業の説明、外出支援サービス事業とサービス利用契約を中心に同行させていただいた。事業説明では、手作りの資料(映像資料、紙)を用いて説明が行われる。資料内容は簡単に整理されており、誰もが理解しやすい構成となっている。またこれらの事業を通して、相手の立場に立った支援を継続的に行うことで利用者との良好な関係を築くこと、地域へ出向く際にはニーズを持った利用者とサービス提供者とを繋げる橋渡し的な存在となり、適切なサービスの利用へと繋げることが役割であると学んだ。
 また、訪問介護サービス事業、地域のサロンへの参加、サービス利用者宅への訪問等、様々に貴重な体験を得ることが出来た。
今後に向けた抱負  今回の実習では、各事業についての説明や利用者宅への訪問等における制度・サービスの説明など、説明する機会が非常に多く、実習中に得た情報量が膨大であった。それらの情報の内容は既存・改正された制度やサービス内容、地域内に存在する資源、利用者の情報などである。社会福祉士として活動する際には、それら多くの情報をどう活用し、どのように地域に役立てていくかを常日頃から考える必要がある。今回のインターンシップで得られたことを福祉科目の学習に活かし、授業中に得る情報の重要性を理解し、それらをどう活用するかを考えていきたい。
気づいた実習先の魅力  村山市社会福祉協議会では、自身のテーマに沿った形で実習日程を組んでいただき、私にとってより良い実習になったと感じている。社会福祉協議会という組織では、地域に沿った支援を行うという明確な意思を持った職員の方々が在籍し、それぞれの地域で活躍している。私の場合その地域は村山市であり、今回の実習でも村山市という地域に沿った支援が徹底されていることが分かった。また職員間でのコミュニケーションは豊富であり、公私問わず様々な情報が交わされていた。実習期間中は多くの職員の皆様にお世話になり、非常に落ち着いたなかで実習を過ごすことが出来た。

 社会福祉士を目指している学生です。仕事において情報の共有化の重要性を学んだようです。お忙しい中ご指導いただきありがとうございました。