東北公益文科大学ではインターンシップを実施しています。
2017年度春学期インターンシップ第19弾は、山形市役所 まちづくり推進部 都市政策課で実習を行った吉田 圭汰さんからの報告です。

実習企業・機関 山形市役所 まちづくり推進部 都市政策課 ホームページ/
実習期間 平成29年8月21日 ~ 平成29年8月25日
学生氏名 吉田 圭汰
実習プログラム 8月21日(月) 都市景観係
13:30〜16:00…山形市に残っている蔵の数とその場所のチェック

8月22日(火) 開発指導係
9:00〜10:00…外回りの打ち合わせ、開発指導についての説明
10:00〜12:00…市街化調整区域の視察
13:00〜15:00…市街化調整区域の視察
15:00〜16:00…質疑応答

8月23日(水) 都市計画係
9:00〜10:30…都市計画法についての説明
10:30〜12:00…資料作成
13:00〜13:30…資料作成
13:30〜15:00…霞城セントラルにて、作製した資料を古いものと差し替え作業
清掃作業
15:00〜16:00…マスタープランについての説明

8月24日(木) 街路係
9:00〜9:30…都市計画道路の事業個所についての説明
9:30〜12:00…都市計画道路の現場を視察
12:30〜14:00…都市計画道路の現場を視察
14:00〜16:00…都市計画道路についての説明、質疑応答

8月25日(金) 市街地整備係
9:00〜10:00…業務説明
10:15〜12:00…蔵王みはらしの丘の視察
13:00〜15:45…中心市街地の視察

学び・気づき  山形市役所で実習するにあたって、「コミュニケーション力」、「市の課題をみつける」、「積極性」という3つの学習課題を掲げていた。まず「コミュニケーション力」については、お互いが信頼し合える関係を築くことができて、はじめて成立するものだと分かった。次に「課題をみつける」ことについては、課題を発見するだけでなく、その課題に至った原因の把握も必要であると分かった。最後に「積極性」については、自ら話題を提供したり、相手が話していることに意見や質問をすることが大切であると分かった。これらのことはどんな場面でも必要とされることなので、残りの大学生活で身に付けておくことが大切だと感じた。
今後に向けた抱負  5日間の実習を通して、「イメージを持って物事に取り組む」、「その場で自分の意見を述べる」、「広い視野で物事を見る」ことが仕事をする上で大切だと感じた。これらは大学生活の中で充分に実践できることである。しかし私はこれらの力が足りていないと感じる。今後の生活でこの力を伸ばしていくことが、私を大きく成長させるので、この実習で学んだことは、様々な場面で実践していきたいと思う。
気づいた実習先の魅力  私は市役所の方々に対して固いイメージを抱いていた。しかし、職員の方々はとても温かく、ユーモアのある方ばかりであった。初日、緊張していた私に優しく声をかけて下さり、休憩中や外回りでの移動中などは、世間話や談笑をしていただいた。しかし、私の質問や業務についての話のときはうって変わって真剣に話して下さった。市役所は楽しく情熱的な方々が沢山いらっしゃる職場だと感じた。
このことから私が言いたいことは、市役所に対する固いイメージを払拭してほしいということである。これからインターンシップをやろうと考えている人で官公庁を考えている人はこのイメージを無くしてインターンシップに臨んでほしい。そして、さらに官公庁への関心を高めてほしい。

 
 学生の学びとして「広い視野」「自分の考え」「情熱」などあったようです。お忙しい中ご指導いただき本当にありがとうございました。