東北公益文科大学ではインターンシップを実施しています。
2017年度春学期インターンシップ第23弾は、株式会社庄交コーポレーション航空事業部で実習を行った稲田唯さんからの報告です。

実習企業・機関 株式会社庄交コーポレーション航空事業部  ホームページ/
実習期間 平成29年7月24日 ~ 平成29年7月28日
学生氏名 稲田唯
実習プログラム 1日目
・オリエンテーション、F396見学
・全体朝礼
・保安・危険物
・F398見学、ARV業務、GATEHELP
・昼礼
・身だしなみ、接遇
2日目
・運送課見学
・アナウンス
・手荷物梱包、ヘルプ体験、
・もぎり、アナウンス、BAG
3日目
・F398 STC見学、車輌見学
・制服着用、CKI体験
・日誌記入、発表準備
・F400 L/S
4日目
・F398 ゲート見学
・SENON見学
・バリアフリー体験
・F400 CTR、BAG見学
5日目
・機内見学
・チャーター
・発表準備
・昼礼
・発表
学び・気づき  今まで利用する側の目線でしか空港の仕事を見たことがなかったため、飛行機はほぼグランドスタッフだけで飛行機を安全に就航させているのかと思っていた。しかし空港には他にも保安、ステーションといった部署があり、そのような部署の無線を通して、あるいは直接連絡をし合い、飛行機を就航させていた。その姿を拝見して、社員全員の目的は「飛行機を安全に就航させる」という目的のため、1人1人の責任の重大さ、各部署との連携がとても重要であるのだと思う。どの仕事よりもそのような点で空港は、相手の気持ちを考えることが大切なことなのだと実感した。誠実に仕事にあたる大変さ、大切さを実感することができたし、大変な仕事だからこそ「やってよかった」と実感できる仕事こそが、就職先を選ぶ際の大切な条件になると思った。
今後に向けた抱負  言われたことはきちんとやることはできたが、その中でも自分なりにもっといい工夫はないかと考えることができなかった。特に館内アナウンスは話す内容が決まっているが、アナウンスする一人ひとりの言葉が違う部分があった。それを見て、自分なりにお客様が聞き取りやすいアナウンスができるのだと分かった。ただマニュアル通りに実行するだけでなく、そのマニュアルをもとにどうすればより良いマニュアルになるのかを自分なりに考えることも大切だ。
気づいた実習先の魅力  お客様に対する言葉遣いや空港でのおもてなしについて学ぶことができた。お客様対してはもちろんしっかりとした言葉遣いだが、社員の間でも丁寧な言葉遣いで接していたため、常に言葉遣いには意識を高く持っているのだと感じた。空港でのおもてなしは、ただお客様を機内にご案内するだけでなく、車イスや障害を持っているお客様を安全にご案内するために、お客様とのコミュニケーションがとても大切であるだと気付いた。最終日でのチャーター便ではたくさんの手荷物を運び、グランドスタッフの仕事は力仕事も大切な仕事なのだと思ったし、このような仕事は達成感を得られる仕事だと感じた。そして空港業務には専門用語がたくさんあり、話についていけない時があったがわからないことはメモを取り、質問しながら対応した。そのため、専門用語を覚えるためにどの仕事でも就職してからも勉強することが大切なのだと気付いた。