東北公益文科大学ではインターンシップを実施しています。
2017年度春学期インターンシップ第30弾は、株式会社ひまわりで実習を行った小林 美里さんからの報告です。
実習企業・機関 株式会社ひまわりホームページ/ 実習期間 平成29年9月4日~平成29年9月8日 学生氏名 小林 美里 実習プログラム ・利用者さんとの交流
・バイタルサインチェック ・ストレッチ、体操補助
・食事補助・口腔ケア補助
・レクリエーションへの参加
・入浴補助
・送迎見学
・余暇活動学び・気づき 現場で必要とされる技術について、バイタルサインをとるというものがあった。高校での初任者研修でもバイタルサインは重要であると学んだが、実際に測ってみたことがなかった。実習の中で自分が利用者さんから測定をさせてもらう機会があり、改めてその重要性を理解出来た。実習中にレクリエーションに利用者さんと参加したが、レクリエーションには様々な意味があると知り、考えさせられた。大きく三つの意味があり、身体機能の維持・向上を図る。脳の活性化。生き甲斐を作るという目的があると学んだ。毎日レクリエーションを行うので、連想ゲームやパズル・工作、箱の中身を当てるなど工夫がなされているとわかった。どのように体を動かし、頭を使ってもらうかを考えることも知識や技術の一つなのではないかと思う。 今後に向けた抱負 高校での実習で施設には何度か訪問しているが、認知症を持つ利用者さんと接する機会があまりなく、会話や対応に戸惑ってしまった。コミュニケーション力を高めようと目標を設定していたが、そのスキルについては今後の自分の課題であると思った。自分から主体的に行動することが出来たが、自分が苦手だと思っていることに対して、少し消極的になってしまった面もあった。
「利用者さんと話をしていて」との指示を受けたが、あまり話が広がらずに焦ってしまい、利用者さんに不安を与えてしまった場面もあった。気を張らずにもっと自然な会話を今後できるようにしたい。気づいた実習先の魅力 朝礼を行う施設は多くあるが、ひまわりのような朝礼は初めてだったので驚いた。大きく声を出し、理念や目指すべき姿を読み上げることで、その日一日のやる気を改めて感じられた。
五日間でデイサービス、グループホーム、有料老人ホームなど様々な施設で実習を行ったが、どの施設の職員の方も丁寧でやる気に満ち溢れた介助を行っていた。
レクリエーションでは、秋らしい工作や連想ゲームなどが行われ、季節感を感じられるよう工夫がなされていた。
五日間という短い時間だったが、ひまわりでは、利用者さんが一人ひとり大事にされているということが、介助や会話などから伝わってきて、温かい気持ちになれた。