東北公益文科大学ではインターンシップを実施しています。
2017年度春学期インターンシップ第31弾は、社会福祉法人 湯沢市社会福祉協議会で実習を行った齋藤 鈴さんからの報告です。

実習企業・機関 社会福祉法人 湯沢市社会福祉協議会ホームページ/
実習期間 平成29年8月7日~平成29年8月11日
学生氏名 齋藤 鈴
実習プログラム 1日目(8月7日)
-午前-
 湯沢市社会福祉協議会が行っている事業の説明
 「居場所サロンりらとこ」の概要説明
-午後-
 サンサンプラザにて「やすんでたんせ」手伝い
2日目(8月8日)
-午前-
 「居場所サロンりらとこ」参加
-午後-
 サービス付き高齢者住宅「この花」講演会同行
 総合相談室ケース同行
3日目(8月9日)
-午前-
 「りらとこ」看板作成
 総合相談室定例会、プラン確認
 「湯沢市災害時要援護者避難支援プラン」概要説明
-午後-
 「湯沢市災害時要援護者避難支援プラン」会議同行
 在介事業「まめで元気教室」参加
4日目(8月10日)
-午前-
 祝田児童館体験
-午後-
 「弁天地区民生児童委員会定例会議」同行
 サンサンカフェ「認知症カフェ」打ち合わせ同行
5日目(8月11日)
 「湯沢デイセンター」にて介護業務体験
学び・気づき  実習前は社会福祉協議会でどのような事が行われているのかを知らなかったが、今回同行や企画への参加を通し、社協では相談援助だけではなく社会へ出るための支援をする場や地域の人々が交流できる場を設けていることを知ることができた。「りらとこ」に参加したことで、相手のタイミングを待つことや専門職はどれだけ専門職でない雰囲気を出せるかが現場で必要とされる力であること等、ソーシャルワークにおいて大切なことを学べた。また総合相談室定例会は一番印象に残った活動であり、地元の社協であったため自分の知り合いが被支援者になることもあることを知った。地元で就職するということはその点に関する心構えが必要であることを学ぶことができた。
今後に向けた抱負  制度や障害の特徴など専門的な知識が現場でどれだけ重要視されるのかを学ぶことができたので、今後の講義は今まで以上に内容を理解していけるよう積極的に参加していきたい。また地元に戻ることは友人など知り合いの変化を見つめなければならないことを知ることができ、このことに対する耐性ができていなかったので将来の事を見据えながら勉強を進めていこうと思う。
気づいた実習先の魅力  「子どもから高齢者」という幅広い年齢に対し支援が行われており、より地域に密着した活動を行っていることを知った。また「りらとこ」や認知症カフェに関しては運営だけでなく事前の準備も話し合い決定していることを知り、被支援者にどのような経験をしてもらいたいかを数人で考えることで様々な意見が求められよりよい運営になると思った。総合相談室定例会は職員を支えるためにも開催されていることを聞き、働くためのサポートもされていることで安心して仕事に取り組むことができると考える。