東北公益文科大学ではインターンシップを実施しています。
2017年度春学期インターンシップ第33弾は、株式会社コミュニティ新聞社で実習を行った柴田雪乃さんからの報告です。

実習企業・機関 株式会社コミュニティ新聞社ホームページ/
実習期間 平成29年9月11日~平成29年9月15日
学生氏名 柴田雪乃
実習プログラム 会社の朝礼から参加から始まり、一週間ですべての部署を一通り回った。総務部では書類整理やチラシ作業、営業部では広告先記入や広告レイアウト作成体験を行った。編集部では「新聞とは」の講座、文章の書き方、取材同行をした。庄内小僧部では料理や人物写真の撮り方、書類仕分けを行い、作成部では、営業部で作った広告のレイアウトを実際に新聞に載せるような広告を作成する体験を行った。
学び・気づき  仕事は「真似ることで覚えることが最初の一歩目」という助言をいただいた。じっと見てひたすら真似してみることで仕事の仕方が分かったような気がしたが、一朝一夕でできることもなかったので、真似をすること以外にも根気や集中力も必要だということが分かった。新聞は「公益性」を考えて記事する内容を決めていることや、物事を簡潔に伝えるために書く文章作成の仕方(5W1Hは必須、長い文章・重複表現は避ける・表現はシンプルになど)、レンズの特性を生かした写真の撮り方など、ここには書ききれないたくさんのことを実習で学んだ。
今後に向けた抱負  自分は社会で起きていることはある程度把握しているつもりだったが、それは表面上のことだけで、肝心な中身は全然頭に入っていないことが痛感させられた。自分は意外と社会への関心が薄いことが今回の実習で明らかになった。もっと世の中を知ることができるように、新聞を読み込んだり、ラジオ・テレビのニュースに耳を傾けたいと思う。
気づいた実習先の魅力  「自分たちが正しいと思ったことを書く、違うことは違うとはっきり書く」という他の新聞社には無い強みを気付くことができた。よく辛口の記事を書いていると言われるがよく読みこんでみると正しいことを書いていると思った。このスタイルを36年間貫いてきたからこそ、無料で続けてきているのだということが分かった。辛口の記事を書くからこそ、編集部の方々は特に世の中のことをよく見ている印象があった。