東北公益文科大学ではインターンシップを実施しています。
2017年度春学期インターンシップ第33弾は、酒田市役所 子育て支援課で実習を行った島田 夏綺さんからの報告です。

実習企業・機関 酒田市役所 子育て支援課ホームページ/
実習期間 平成29年8月28日~平成29年9月1日
学生氏名 島田 夏綺
実習プログラム 実習1日目 8月28日(月)
・ミーティング
・児童扶養手当の相談窓口の補助、保険証コピー
・酒田市子育て世代包括支援センター ぎゅっと 訪問
・酒田市児童虐待ケース
実習2日目 8月29日(火)
・虐待相談の受付会議
・平田子育て支援センター、平田保育園の見学、園児とのふれ合い
・ケース検討会議
・児童扶養手当現状届の受付について
・児童扶養手当の受付
実習3日目 8月30日(水)
・病児・病後児保育事業登録者名簿の確認(PC操作)
・病児・病後児保育事業登録者名簿の確認(PC操作)
・交流ひろば 食育講座(親子クッキング)の打ち合せに同席
・保育園入園の紹介
・保育園に配るポスターの準備
・管理栄養士の方による食事についての講義
実習4日目 8月31日(木)
・子育てにおける働き方と預け先のこと
・封筒の補修
・市民健康センターにて3ヶ月検診、ブックスタート(本の読み聞かせ、配布)
実習5日目 9月1日(金)
・虐待かどうかの決定会議に同席
・交流ひろば、エプロン・タオルのアイロン掛け
・プレイランド、絵本の読み聞かせ、手遊び
・アイロン掛け
・はーとほっとコンサート ダンスの練習、もしぇのんとあののんの試着手伝い
学び・気づき  酒田市役所子育て支援課では、事前学習で調べた事業内容だけでなく、子供とその家族が暮らしやすいように医療費の助成や保育料の負担を軽減し、酒田っ子すくすくプラン施策を7つ掲げ、子供を産み育てやすい環境作りに力をいれているということに気付いた。また、交流ひろばにてプレイランドなどのお手伝いに伺った際には、お子さんを連れたお母さん方と交流する機械があり、交流ひろばをよく利用している方が多く、子供たちも毎月のイベントや遊びを楽しみにしていると知り、住民の方にとって身近で相談しやすい環境が整っていると身を持って感じた。このインターンシップを通して、子育て支援において、行政の立場から多機関・多職種と連携しながら、ひとりひとりに合った支援を行っていると思った。
今後に向けた抱負  実際の行政における子育て支援の現場を見ることができ、さらに社会福祉士資格取得を目指したいと強く感じた。そのためには、子育て支援に置ける今後の課題を学んでいくとともに、社会福祉における基礎的な学びや相談援助の理論と技術を身に着けて行かなければならないと思う。また、児童ボランティアでの活動においても子供達との関わりを通して児童福祉の現場とどのような相談援助や支援をしていくべきかという社会福祉士の視点を持って考えて行きたい。
気づいた実習先の魅力  酒田市役所子育て支援課でインターンシップを行い、保育園や児童相談所、学校・教育機関、医療機関との連携を取り、情報共有を行っていてどのような支援をしていくべきか、考え協力し合う体制ができていると感じた。また、子育て支援課はお母さんとお子さんが出産、子育てにおける悩みを気軽に相談できるように交流ひろばや各機関とともに手厚い支援が行われていると感じ、酒田市は子育てのしやすいまちであると思った。また、児童虐待における問題についても検討会議を行うなど、こどもの安全を守ることを第一に考え、その支援に携わることが出来ることに魅力を感じた。