東北公益文科大学ではインターンシップを実施しています。
2017年度春学期インターンシップ第34弾は、山形県立図書館で実習を行った杉沼 愛由美さんからの報告です。

実習企業・機関 山形県立図書館ホームページ/
実習期間 平成29年8月22日~平成29年8月31日
学生氏名 杉沼 愛由美
実習プログラム 1日目(8月22日)
・オリエンテーション・館内見学
・配架・書架整備
・図書資料受入整備
2日目(8月23日)
・館長あいさつ、市町村発送準備
・配架・書架整備
・調査相談(レファレンス)業務説明、展示準備(資料抜き取り)
3日目(8月24日)
・展示準備(資料抜き取り)、配架・書架整備
・公立図書館に係る意見交換、食育展示POP作成
4日目(8月29日)
・展示準備(資料抜き取り)、配架・書架整備
・修理・製本実習
5日目(8月30日)
・市町村発送準備、配架・書架整備
・レファレンス実習
6日目(8月31日)
・配架・書架整備、レファレンス実習
・レファレンス評価
・除籍作業
・御礼あいさつ
学び・気づき  今回、山形大学の学生方と一緒にインターンシップをさせていただいた。ただ、同じ仕事内容いただいたとしても全員で一緒に行っていくのではなく、学生間でもお互いに声がけをして分担して行うことで効率よく仕事をこなすことができるのだと学んだ。私だけが2年生で他の方々が3年生で年上であったため、最初は躊躇してしまっていたのだが、これはスキルであるチームワークとマネジメント力に当てはまると考え、私から声をかけ、分担して仕事をすることができた。自ら進んで声をかけ物事を進めていくことが重要なのだと気づかされた。また、そのとき以外でも学生間で積極的にコミュニケーションをとっていくことでインターンシップを円滑に取り組むことができると感じた。
今後に向けた抱負  インターンシップを終えて、私はただ指示された仕事をこなしていくのではなく、効率よく行うにはどうすればいいのだろうと考えながら仕事を行っていくことが重要だと学んだ。仕事を迅速に進めていくことで次の仕事に素早く取りかかれることは社会においても非常に重要なことである。そのため、日頃から物事を進めていく際には時間をみながら効率性や効果的なやり方はないかなどを考えながら行っていくようにしたい。
気づいた実習先の魅力  山形県立図書館は資料費や利用状況が全国平均より高くないことから、様々なことに力を入れて取り組んでいることが分かった。資料費については市町村図書館・図書室の相互貸出や破損した本もすぐ買い替えたりせず、なるべく修繕して予算の対応をしていたり、インターネット予約の導入、資料検索の改善や展示に力をいれ若年層や遠方地からの利用者なども利用しやすい対策をしていた。県立図書館をとりまいている現状、課題にしっかり対処していることに魅力を感じた。また、図書館の仕事の一つであるレファレンス業務は調べ物をしたいときや図書について知りたい際に非常に役立つことを知った。今後レポートの作成といった学習のときにも活用していきたいと思った。